三菱自動車の燃費不正・偽装問題!
三菱自動車が2016年4月20日に同社が製造・販売する軽自動車に関しての燃費不正を行なっていたと発表しました。
今日はこの三菱自動車の軽自動車の燃費不正・偽装問題について色々書いてみたいと思います。
三菱自動車の不正が次々に!
三菱自動車が2016年4月20日に同社が製造・販売する軽自動車に関しての燃費不正を行なっていたと発表しました。
さらにその後の調べによって、1991年から25年間にわたり法令と異なる方法でデータを計測していたという事実も発表して、問題はますます大きくなっています。
対称車種も調査中ということですが、これが発表されるとますます多くのユーザーを巻き込んだ大問題に発展しそうです。
三菱自動車の損害賠償はどうなる?
4月22日に政府は、燃費改ざんによるエコカー減税の差額分を三菱自動車に支払いを命じる可能性が出てきました。
さらに日産自動車としてもデイズとデイズルークスが販売中止になって売り上げに影響があることや今回の問題によるイメージダウン等の被害が出ていると思います。
そのため日産自動車に対しての損害賠償の可能性もあります。
そして一番大切なユーザーに対しても、何らかの損害賠償の措置がとられると考えられます。
つまり、国・日産自動車・ユーザーという3つの損害賠償が発生することになりますね。
ちなみに以前書いた三菱自動車不正問題の記事はこちらです。
4月28日現在では、それぞれに対しての損害賠償の金額は発表されていませんが、トータルで考えると1000億は越える金額になってきそうだという声もあるようですね!
報道では、日産自動車のカルロス・ゴーン社長は三菱自動車に損害賠償として、数百億円を要求するとも言われています。
また野村証券の試算によると、エコカー減税の追納で1台当たり1万〜2万円、ガソリン代の補償で4万8000〜9万6000円、消費者へのおわびで1万〜5万円かかり、1台当たり計6万8000〜16万6000円かかる見通しになっているようですね!
対象となる車の数は、計62万5000台にもなる様なので、計算すると425~1040億という額になってきます。
三菱自動車の倒産の可能性は?
2015年3月にほ過去最高益を記録。三菱自動車は4800億円の手元資金があるようです。
純資産は7000億を越えるとの報道もあります。
なので現状では倒産のリスクは少なそうですが、著しくブランドイメージが悪化しているため、今後は苦しい経営が続きそうです。
そうなった場合には、倒産という最悪の事態もないとは言い切れないとても危険な状態になるかもしれません。
そうなった場合やなりそうな場合は、大幅なリストラや買収ということも考えられるかもしれませんね。
リコール隠し等の問題で過去2度における経営危機がありましたが、三菱グループ御三家とも言われる『三菱東京UFJ銀行』『三菱重工』『三菱商事』が資金援助するという背景がありました。
現在のところは、グループないでの資金援助の話は、出ていないようですね。
もし本当に三菱グループからの資金援助がないとすると、三菱自動車にとってはかなりの危機になることは間違いないですね。
浦和レッズにも影響?
なんとあまり関係なさそうなスポーツにも、この三菱自動車の不正問題は影響しそうです。
人気サッカーチームの浦和レッズのメインスポンサーでもある三菱自動車ですが、もし経営不振に陥ったとするとスポンサーから撤退する可能性もあります。
そうなった場合は、浦和レッズの財政にも影響があるかもしれません。
浦和レッズは、Jリーグの中でも屈指のビッククラブですがメインスポンサーの撤退となるともしかすると有名選手の補強や維持が難しくなることもあるかもしれませんね。
いずれにせよ、スポーツにも影響はないとは言えないですね!
三菱自動車側の誠実な対応に期待!
リコール隠しで大きな損害と信用を失った三菱自動車ですが、その教訓を生かせずに再び大きな不祥事を起こしてしまいました。
さらに次々に問題が明るみに出てくる状態です。
三菱自動車には、ユーザーを裏切らない様に、この燃費不正・偽装問題ではしっかりとした対応をしていただいてユーザーに損のないような補償やサービスをしてもらいたいですね!
三菱自動車の誠実な対応に注目したいと思います!
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