大鵬の孫・納谷幸之介!
昭和の名横綱・大鵬さんの孫である納谷幸之介さんが2018年初場所の新弟子による前相撲でデビューしました。
今回は納谷幸之介さんの身長・体重などのプロフィールや両親(父母)や兄弟等について調べてみました。
相撲界の新星・納谷幸之介!
日本の国技の1つといえばやっぱり『相撲』ですよね。
海外では力士のことをスモウレスラーと呼び、富士山や侍、芸者に並ぶ日本の象徴的として親しまれています。
しかし近年相撲の最高位『横綱』になったのは外国人力士ばかり。特にモンゴル人力士の存在がかなり大きいですよね。
2017年には待望の日本人横綱・稀勢の里が誕生しましたが、2018年初場所時点では怪我に苦しんでいる印象です。
さらには日馬富士の暴行事件等の相撲界でのスキャンダルが多く取り上げられていて、ややイメージや人気が低下している気もします。
そこで相撲界期待の新星として納谷幸之介さんを取り上げてみたいと思います!
相撲界期待の星・納谷幸之介!
さっそく納谷幸之介さんのプロフィールを以下にまとめてみました!
納谷 幸之介(なや こうのすけ)。
2000年2月14日生まれ。
東京都江東区出身。
大嶽部屋。
この納谷幸之介さんの母方の祖父は昭和の名横綱・大鵬になります。つまり大鵬の孫ということになります。
大鵬と言えば、戦後間もない時代に子供たちの大好物として流行語にもなった『巨人・大鵬・卵焼き』というフレーズにも出てくる程の人気の力士になります。相撲を知らない人でも名前は知っているというレベルの大横綱ですね。
知名度や人気だけではなく、歴代2位の幕内優勝32回・通算勝利872勝という素晴らしい記録も持っています。
2013年に1月に亡くなってしまいましたが、今だに相撲界最強の力士として大鵬の名前を挙げるファンは少なくないですね。
大鵬の有名なエピソードとして、よく取り上げられるのは昭和44年春場所の話ですね。大鵬が続けていた連勝記録が45でストップした際に起きた『世紀の大誤審』です。映像では対戦相手の足が先に出ていて、明らかな誤審でしたが、大鵬は『ああいう相撲を取った自分が悪い』と語り周りを責めることはありませんでした。
こういったところが最近の横綱に欠けている横綱の品格というものなのかもしれませんね。
この出来事がきっかけで相撲にビデオ画像判定の導入が始まったともいわれています。
そんな大横綱を祖父に持つ納谷幸之介さんに期待が集まるのは仕方ないですが、納谷幸之介さんの凄さはもっと他にもあります。
納谷幸之介さんの凄さ・その1!
納谷幸之介さんの凄さはまず恵まれた体格にあります。
2018年1月時点で17歳の納谷幸之介さんですが、身長は188センチ・体重は166キロと素晴らしい体格をしています。
祖父の大鵬は身長187センチ・体重153キロだったので既に体格面では祖父を超えていると言えそうですね。
ちなみに2018年1月現在の3横綱の体格は以下のようになっています。
- 白鵬・・・身長192センチ体重155キロ。
- 鶴竜・・・身長186センチ体重155キロ。
- 稀勢の里・・・身長188センチ体重184キロ。
体格だけで相撲するわけではありませんが、体格はトップ力士と比べても遜色ない体格をしていますね!
納谷幸之介の凄さ・その2!
納谷幸之介さんの祖父が名横綱大鵬関というのはここまで何度も紹介しましたが、実は実の父親は元関脇の貴闘力になります。
貴闘力は幕内優勝経験もあり、通算754勝もしている名力士ですね。気迫を全面に出すタイプの力士で名勝負も数々あり、人気のある力士ですね。賭博問題で相撲界から姿を消してしまったのは寂しい限りですね。
貴闘力さんは180センチ・152センチということで、息子の納谷幸之介さんが一回り大きいと言えそうですね。
さらに凄いのは兄弟の存在ですね。
実は納谷幸之介さんは、男4人兄弟の三男になります。
まず長男の幸男(ゆきお)さんですが、2017年9月14日に初代タイガーマスク率いるプロレス団体『リアルジャパン』からプロレスデビューを果たしています。
初戦は白星を飾り、プロレスラーとしてのキャリアをスタートさせています。
病気や怪我をしてしまい、デビューが遅れたようですが、身長196センチ、130キロと日本人離れした体格をしていますのでプロレス界の新星として頑張ってほしいですね!
続いて次男の幸林(たかもり)さんになります。
幸林さんは力士を目指して、相撲の強豪埼玉栄高から中央大学法学部に進学して相撲部で活躍しています。
中央大学の相撲部は出島や豪風といった力士を輩出している名門なので、順調に行けば間違いなく角界へ進んでくるのではないでしょうか。
そして納谷幸之介さんの弟となる四男の幸成(こうせい)さんも力士を目指していて、幸之介さんと同じ相撲の強豪埼玉栄高校相撲部のエースとして活躍していますね。
この幸成さんも横綱・白鵬と対面した際に、白鵬関が『私になついてくれて足の形がおじいさん(大鵬)に似ていると思った。その子が大相撲の世界に入り、強くなって私を倒し、私が引退するのがいいのかな』と語る程素質を秘めている逸材になります。
こちらも順調に行けば、角界に進んでくるのは間違いないと思われます。
この様に祖父・大鵬以外にも身内に相撲関係者が多くいて、まさに相撲界のサラブレッドとも言えるのが納谷幸之介さんですね。
納谷幸之介さんの凄さ・その3!
そして納谷幸之介さんの本当の凄さはその相撲戦績にありますね。
祖父や父親が力士であったこともあり、すでに小学1年生では江東区の大会で優勝。
小学3年生からは『江東青龍館』という相撲道場で本格的に相撲を始めています。
大宮西中学校から相撲の強豪校である埼玉栄高校相撲部に進みます。
高校時代の主な戦績は以下のようになっています。
2016年・・・全国高校新人選手権大会無差別級にて準優勝。
2017年・・・全国高校選抜個人優勝、愛媛国体少年個人・団体の2冠。
高校では日本一にも輝いていますし、この世代ではトップレベルの強さと言って良さそうですよね!
体格も素晴らしいですし、この先の成長が楽しみです。
納谷幸之介さんに期待!!
近年は外国人力士の活躍が目立ったり、相撲関係者の不祥事や事件が多くあり、相撲人気に暗雲が立ち込めている雰囲気があります。
そんな中で昭和の名横綱・大鵬や人気力士・貴闘力の血を受け継いでいる納谷幸之介さんは相撲界の救世主となれる可能性を持っている逸材かもしれません。
個人的にもやはり強い日本人力士の誕生を心待ちにしているので、是非納谷幸之介さんのこれからには注目、そして期待して見ていきたいと思います。
皆さんも是非期待してみてくださいね!
少し前に書いた記事ですが、相撲ファンはこちらも良かったら読んでみてくださいね!
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