アシナガバチに刺された時の処置は?毒性は強い?

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アシナガバチに注意!

 

秋というとハチが増える時期ですよね。

今日はアシナガバチに刺された時の処置の仕方や毒性について書いてみたいと思います。

 

 

アシナガバチの活動時期は?

 

アシナガバチが活発に活動する時期は、9月~10月頃になりますね。

 

特に9月頃からは一気に数が増える傾向があるので、駆除をしてほしいという依頼も増加してきますね!この辺りはスズメバチとほぼ同じ傾向にあると思います。

 

アシナガバチの特徴や特性は?

 

一言でアシナガバチと言っても、アシナガバチの仲間は日本でも約10種類程生息しています。

代表的な種類は以下の3種類になります。

  • セグロアシナガバチ。
  • コアシナガバチ。
  • キアシナガバチ。

スズメバチに似た生態をしていて、4月に女王蜂が現れて、6月には働き蜂達が羽化し始めます。幼虫は生まれてから20日くらいで成虫に成長します。

 

日本に生息しているアシナガバチのほとんどが10cm程の巣を比較的低い位置で造るので、人間の視線が届くところに作られることが多いですね。

 

スズメバチ科のアシナガバチですが、スズメバチに比べて体型は細身で攻撃力は劣ります。名前にもあるように脚がやや長い見た目が特徴と言えそうですね。

 

餌はケムシやアオムシを食べたり、花の蜜の好む傾向があります。

 

 

アシナガバチは危険?攻撃性は?

 

スズメバチが狂暴で攻撃性や毒性が高くて危険というのは一般的に常識だと思いますが、アシナガバチはどれくらい危険なのでしょうか。

アシナガバチの性格や危険性、毒性を調べてみました!

 

アシナガバチの攻撃性や毒性は決して高くないと言えそうですね。

基本的には温厚な性格のため、巣にイタズラやちょっかいを出さない限りは刺される心配はあまりないと考えられます。

 

上でも書きましたが、ケムシやアオムシを食べてくれるので益虫として考えられる場合もあるようですね。

 

ただ攻撃性や毒性が低いと言っても、巣を刺激したりアシナガバチ自体に刺激を与えてしまった場合には刺されることもありますし、過去にはそれが原因でアナフィラキシーショックを起こす可能性は否定できませんので注意しないといけないですね!アナフィラキシーショックを起こすと最悪の場合、死亡する可能性も十分考えられますので気をつけましょう。

 

 

アシナガバチに刺されてしまった場合の処置や対処は?

 

それでは万が一、アシナガバチに刺されてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。

 

まずは刺された場所から離れる様にしましょう。ハチは危険を感じると仲間を呼び寄せる習性があるので、他の多くのハチが近づいてくる可能性があります。安全な場所に移動するようにしましょう。

 

次に傷口に刺さったハチの針を抜きます。ピンセット等で丁寧に抜くのが理想ではありますが、ピンセットがない場合にはクレジットカードのような薄くて堅い板を2枚使ってピンセットのように挟み込み丁寧に抜くというのが良いと思います。

 

その後に痛みの原因である毒を吸い出してあげる作業となります。ポイズンリムーバーで毒を吸い取るのが理想ですが、ない場合は手で傷口の周囲をつまんで搾り出すようにして毒を取り除きましょう。口で吸い出すと口の中のキズなどから毒が体に入る可能性があるので、口で吸い出すのはやめた方がいいですね!

 

毒を取り除いた後は刺された部分を冷やして、薬を塗ります。薬は抗ヒスタミンやステロイドなどの成分が入っている薬がおススメですね。

 

アシナガバチであればこの処置で大丈夫だと思いますが、腫れや痛みがひどい場合や長い時間続く場合は皮膚科を受診するようにしましょう。

 

 

 

皆さんもアシナガバチに注意しましょう!

 

夏から秋にかけてはハチが多く見られる季節になります。

 

スズメバチの危険性は広く知られていますが、その他のハチについてはあまり知らない方も多いと思います。

今回紹介したアシナガバチも基本的には大人しいハチですが、刺されると痛いですし危険な場合もあります。

 

皆さんも是非気をつけてくださいね!

 

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