ジブリ映画の『魔女の宅急便』
みなさんジブリ映画は何が好きですか?
うちの娘は『魔女の宅急便』や『となりのトトロ』が大好きですね。
なので一時期、我が家のテレビは『となりにトトロ』と『魔女の宅急便』がエンドレスリピートされていたこともあります!(笑)
今日は『魔女の宅急便』について色々調べてみたので紹介していきますね。
『魔女の宅急便』には続きがある?
実はこのジブリ映画の『魔女の宅急便』は、角野栄子さんによって書かれている児童書『魔女の宅急便』が原作になっています。
この児童書『魔女の宅急便』は全部で6巻あります。
1985年に1巻が発売され、最終巻である6巻が2009年に発売されました。
実に24年をかけて完結した長い長い物語だったんですね。
ちなみにジブリ映画『魔女の宅急便』が公開されたのは1989年のことでまだ1巻しか出ていない状態でした。
児童書『魔女の宅急便』1巻と2巻。
ジブリ映画の『魔女の宅急便』はこの1巻を元に描かれています。
ですがあくまで原作を元になので根本的な設定は同じでも細かい点は違います。
例えばジブリ映画のクライマックスのシーンに出てくる飛行船の事故は原作には出てきません。
よってデッキブラシに乗ってトンボをナイスキャッチするところも当然原作にはありません。
1巻と2巻では大きなあらすじではジブリ映画と同じように生まれ故郷から旅立ち、新しい街で宅急便の仕事をしながら色々な人と出会い、成長していくというお話です。
ちなみに2巻の最後では1度実家に戻り、くしゃみの薬の作り方を母親から教わっているようです。
児童書『魔女の宅急便』3巻。
3巻ではキキは宅急便の仕事を始めて4年目の16歳になっています。
そこにケケというもう一人の魔女が登場してキキの心や周りの人を振り回します。
そんな葛藤の中の成長していく姿を描いたのが3巻です。
児童書『魔女の宅急便』の4巻と5巻。
4巻と5巻はキキとトンボの恋愛模様を描いています。
トンボが遠くの学校に入って遠距離恋愛になってみたり、サヤオという芸術家にキキが猛アプローチをかけられたりとなかなか危うい恋愛をしています。(笑)
そして5巻の最後に22歳でキキとトンボがめでたく結婚します。
そして完結編の児童書『魔女の宅急便』6巻。
そして物語の完結編の6巻では、キキはなんと35歳。11歳の双子の男の子と女の子の母親になっています。
男の子がトト、女の子がニニという名前です。
トトは魔女に興味があるけど男なので魔女になれず、ニニは魔女になれるけど魔女に興味がないというちょっと残念な子供達。(笑)
そんな子供達と母親キキの葛藤や迷い、そして旅立ちがこの最終巻には描かれています。
ちなみに黒猫のジジはジブリ映画『魔女の宅急便』にも出てくるお金持ちの白猫との間に18匹も子供を作っています。
魔女のキキの半生を追う壮大なお話です!
というわけで、ジブリ映画『魔女の宅急便』の原作にあたる児童書『魔女の宅急便』はキキが13歳~35歳までを描いた壮大な物語になっています。
リアルな年月でも、1巻が1985年で6巻が2009年と24年かけて完結しています。
ジブリ映画『魔女の宅急便』を知っていればすんなり読んでいけると思いますのでオススメですよ!
是非みなさんも読んでみてくださいね。
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