大塚家具が倒産の危機?連続大幅赤字で経営不振の理由は?

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大塚家具が倒産の危機?

 

家具販売大手の大塚家具の決算が2年連続の赤字になる見通しだということがわかりました。

 

かなり赤字額が大きくなっている様なので、その辺を含めて色々と調べて書いてみたいと思います。

 

 

 

2年連続の大幅な赤字!

 

家具販売の大手として知られている大塚家具が2017年の1年間の決算について、2016年に続いて2年連続の最終赤字になる見通しだということを発表しました。

 

大塚家具は当初2017年の1年間の業績の見通しを売り上げ額530億円と見ていましたが、そこから20%近く少ない428億円に大幅に下方修正するとしている様ですね。

 

大幅に売り上げ額の予想を下方修正したことにより、最終的な損益は3億円程度の黒字になる予想から63億円程の赤字に転落する予想になっていますね。

 

大塚家具は2016年も45億円程の赤字となっており、このままだと2年連続の大赤字という状況になっています。

 

2年連続での大幅な赤字ということでかなり経営状態が悪化していることは間違いなさそうですね。

 

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業績悪化の原因は?

 

業績が急激に悪化している大塚家具ですが、その原因は何なのでしょうか。

 

その原因として2つの理由が考えられますね!

 

まず1つ目は時代のニーズから外れてしまっているということでしょうか。

基本的に大塚家具は高級家具を販売しているお店になります。会員制の導入や店員が顧客についてお店を回るという高級思考のやり方で業績を上げた実績を持っています。

しかし現在はニトリやイケヤといった製造小売業ノウハウを取り入れている企業に顧客を奪われている状態といえそうですね。

 

つまり時代のニーズとして高級思考というよりはリーズナブルな価格が求められているのではないかなと思いますね。顧客が求めている価格帯と違うというのが言えそうですね。

最近は大塚家具もニトリやイケヤの様なカジュアルでリーズナブルな価格帯や雰囲気へシフトチェンジしている様ですが、ニトリやイケヤというライバル家具販売大手会社の牙城は簡単には崩せそうにありませんね。

 

 

そして2つ目の理由は何と言っても長年続いたお家騒動の影響だと思いますね。

このお家騒動は一時期ニュースやワイドショーでも連日取り上げられましたので、知っている方も多いのではないでしょうか。

 

創業者である父親と長女である現社長が対立関係を示したことで経営状態が混乱・悪化し、顧客離れが進んでいる様です。

やはりこういったお家騒動はブランドイメージを著しく悪くしますし顧客離れにも直結してきますよね。

 

この2つが大きな要因となって、大阪や東京等の大型店舗の売り上げが悪化していることが主な理由だと思われますね!

 

 

大塚家具が倒産する危険は?

 

ここまで経営状態やブランドイメージが悪化すると倒産の危険も考えられそうですよね。

 

ただ大塚家具はかなり大きな企業で、2016年の純資産は260億円なので今すぐ簡単に倒産するということはないと思われますね。

 

ただ2016年・2017年ともにかなり大きな赤字になっていますので、いくら大企業と言えどかなり危険な状態なのは間違いなさそうです。

 

現在大塚家具の発表では、全国の6つの店舗の売り場面積を縮小して賃料を削減することや関東地方にある物流センターを統合する等をして、コストの削減に取り組むことで業績の改善を図りたいとしている様です!

 

 

これからの大塚家具に期待!

 

高級家具販売の大手として有名な大塚家具ですが、現在はかなり経営的にも苦しい状態だと思います。

 

お家騒動等もあり、自業自得という感じもしますがこのピンチから是非立ち直ってほしいと思いますね。

 

皆さんもこれからの大塚家具に期待しましょう!

 

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