ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』!!
2018年4月10日からフジテレビの火曜日21時から放送が始まったドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』。
今日はこのドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』の原作ドラマのネタバレや無線機の謎・犯人や黒幕について調べてみました。
この記事はネタバレが多く含まれる可能性があるので、ドラマを楽しみに見たいと言う方は注意して下さいね!
ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』の原作ドラマは?
このドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』の原作となったドラマは、韓国ドラマ『シグナル』になります。
ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』の公式サイトでは以下のように紹介されています。
原作は、リアルな人間描写と緻密な構成が感動と興奮をもたらし、韓国で数々の賞を受けたヒューマンサスペンスの傑作『シグナル』。
謎の無線機を通じて、“現在”を生きる刑事と“過去”を生きる刑事の二人が、共に未解決事件を解き明かすことで現実が塗り替えられるという矛盾。
さまざまな人間模様が織りなす展開が、次々に謎を深める予想不可能なヒューマンサスペンス。
ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』の公式サイトより引用。
この原作ドラマ『シグナル』は韓国のケーブルテレビで放送されていたドラマですが、視聴率が13%もあった様ですね。あまりピンと来ない数字ですが、通常ケーブルテレビの視聴率は2%あれば良いとされているそうなので、かなり凄い視聴率ということがわかります。ケーブルテレビのドラマとしては史上3位の視聴率だった様です。
また韓国のゴールデン・グローブ賞といわれる『百想芸術大賞』を初め9冠を受賞していますね。
2016年に韓国で放送され人気になったドラマで、今回日本でのリメイクとなりました。
ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』のあらすじは?
ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』のあらすじは以下のようになっています。
主人公・三枝健人(坂口健太郎)は、幼い頃に友達の女子児童が誘拐・殺害された事件で、女子児童を連れ去った謎の女を目撃した。そのことを警察に伝えるも誰にも相手にされず、15年が経ち、時効間近となっていた。
ある日、廃棄されるはずだった無線機から聞こえてくる声を耳にする。声の主は、三枝健人と同じ事件を追う刑事で、事件に関する手がかりを話す。最初は信じられなかった三枝健人だが、無線機越しの刑事から聞いた場所に向かうと、なんとそこには何者かの白骨死体が…。
その後も、その刑事と無線機で交信を続けるうちに、三枝健人は相手が過去を生きている人物であることを知る。二人は互いに協力し合い、未解決事件を解き明かしていく――。
ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』公式サイトより引用。
未解決事件を追うというリアルな部分と無線機を通じて過去と現在が繋がっているというSF要素があって、非常に面白いストーリーになっていますね。
この過去と現在の刑事が無線機を通じて、お互いに協力して未解決事件に立ち向かっていくんですが、様々な謎や伏線がたくさんあって非常に見応えのある作品になっていそうですね!
ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』のネタバレ!
ここからはドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』のネタバレについて書いてみたいと思います。
ネタバレは原作ドラマ『シグナル』のストーリーになりますので、もしかすると原作ドラマと異なるポイントがあるかもしれませんので、その点はご承知くださいね。
原作ドラマである『シグナル』は全部で16話構成になっています。
おそらくドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』はもっと少ない回数だと思われるので内容は1部省略される可能性がありますね。
では原作ドラマのネタバレやストーリーを書いてみたいと思います。
わかりやすいように間に日本版の役名と俳優名を挟んでいきます。
原作ドラマ『シグナル』のストーリーネタバレ!!
無線機で繋がる最初の事件!
主人公・三枝健人(坂口健太郎)は警察官として勤務しています。それは15年前に起きた事件がきっかけになっています。小学生の時に同級生が誘拐されて殺されてしまうという事件を目撃した事がその理由の1つです。
当時その目撃情報は小学生の証言ということで無視されてします。目撃した犯人は女性でしたが、警察が犯人として追っていたのは男性でした。その結果15年経っても事件は解決しておらず、現在でも犯人は見つかっていません。
自分の証言が認められなかったことで同級生が助けられなかった事実が三枝健人(坂口健太郎)を苦しめることになります。追いうちをかける様に、三枝健人(坂口健太郎)の兄が女子高生集殺害の容疑で逮捕されてしまう。兄は容疑を否認するが少年院に収監されてしまい、その結果両親は離婚、一家は崩壊する。さらに兄は少年院を出所したのちに自殺してしまう。この2つの事件をきっかけに三枝健人(坂口健太郎)は警察官となります。しかしながら過去の事件の体験から警察のことは全く信用していません。
そしてこの女児殺害事件は時効を迎えようとしていました。焦る三枝健人(坂口健太郎)。そんな時偶然見つけた古い無線機から人の声が聞こえてきます。時刻は23時23分。その声は大山剛志(北村一輝)という刑事のものでした。しかも交信してきた相手は過去である1995年にいるという。大山剛志(北村一輝)はこの女児殺害事件の捜査を行っていて、『真犯人は別にいる』と告げます。
大山剛志(北村一輝)の情報で指示されて場所に行ってみると白骨化した遺体を発見。この遺体は15年前に起きた女児殺害事件の犯人して警察が追っていた男性・橋本のものでした。遺体には親指がなく、おそらく真犯人がその指を使って指紋を残して犯人を橋本に仕立て上げたという結論に到達します。
警察はこの事件を再捜査。ようやく犯人の女性(長谷川京子)を見つけて逮捕しますが時すでに遅し。時効が成立してしまいます。
しかし警察が懸命に調べた結果、女児殺害の時効は成立していますが白骨化した男性殺害からは時効が成立していないことがわかり、女性を見事逮捕することに成功します。
事件は無事解決しますが、三枝健人(坂口健太郎)は無線機の相手がの正体やなぜ壊れた無線機が突然交信し始めたのか、そして最後に大山剛志(北村一輝)が告げた言葉が気になっていました。『これが最後の交信になるかもしれない。だがまたいつか無線機は繋がる。過去は変えられる。』そして最後に銃声が鳴り響いて交信が途絶えてしまいます。
長期未解決事件捜査班が発足!!
女児殺害事件の犯人が逮捕されたことがきっかけで凶悪事件の時効を廃止する法律が施行され、『長期未解決事件捜査班』が発足します。三枝健人(坂口健太郎)は、この『長期未解決事件捜査班』の一員として女性捜査員桜井美咲(吉瀬美智子)ともに未解決事件に挑むことになります。
三枝健人(坂口健太郎)が最初に挑むことになった未解決事件が、26年前に起きた連続殺人事件。この事件では三枝健人の存在する2018年までに9人の犠牲者を出した凶悪事件になります。
すると無線機から交信が・・・。なぜか無線機は23時23分から1分間程交信されます。無線機の相手は8年前と同じ大山剛志(北村一輝)。しかし今回は1992年からの交信のため、前回の交信より3年前からの交信となります。そのため大山剛志(北村一輝)は三枝健人(坂口健太郎)の存在をしりません。説得し情報をやりとりした結果、1992年で大山剛志(北村一輝)はの事件を捜査している最中という。
三枝健人(坂口健太郎)の助言により、大山剛志(北村一輝)は発生するはずの事件の1つの事件の阻止に成功。
これにより本来死ぬはずだった女性が三枝健人のいる2018年に生きていることが判明。さらにその女性は娘を出産していました。つまり過去を変えることで未来は変わるということがわかります。
しかし残念ながら9番目の犠牲者を救う事はできませんでした。その被害者は大山剛志(北村一輝)が想いを寄せる女性でした。懸命に助けようとしますが、間に合わず女性は殺害されてしまいます。
その頃三枝健人(坂口健太郎)がいる現在で26年前に起きた連続殺人事件と同じ手口で新たな事件が発生し10人目の被害者が出てしまう。この事件を捜査しているとあるバス路線の運行路線で起きていることがわかります。
過去と現在を生きる三枝健人(坂口健太郎)と大山剛志(北村一輝)は協力して捜査をした結果、過去に起きた9件の殺人事件はこのバスの運転手の息子が真犯人であると判明。息子をかばうために偽りの証言をしたことで過去では証拠不十分で逮捕することが出来ずに長期未解決事件となっていました。
しかし現在で起きた10番目の事件を起こしたのはバスの運転手である父親の方で真相を知る人物に脅されて犯行に及んでいました。しかも過去の9件の殺人も自分がやったと自首してきたのです。これによりすべての事件はバスの運転手である父親の犯行ということになってしまいます。
再び過去と現在を生きる三枝健人(坂口健太郎)と大山剛志(北村一輝)は協力して捜査。証拠品を見付けだし、過去にはできなかったDNA捜査などを行った結果無事にバスの運転手の息子を真犯人として捕まえることに成功しました。
大山剛志(北村一輝)の過去!
過去が帰られることを実感した三枝健人(坂口健太郎)は大山剛志(北村一輝)の素性を調べることにします。調べた結果、大山剛志(北村一輝)は現在賄賂容疑をかけられ失踪して行方不明になっている事を知ります。
大山剛志(北村一輝)は賄賂容疑をかけられ警察を懲戒免職されていましたが、かつて大山剛志(北村一輝)に想いを寄せていた桜井美咲(吉瀬美智子)は今も無実を信じていました。
1995年から交信してきた時に聞こえた最後の銃声。何かの事件に巻き込まれたのではないかと三枝健人(坂口健太郎)は推測する様になります。
連続窃盗事件!!
次に三枝健人(坂口健太郎)が担当するのは地位のある人間の家ばかりを狙う連続窃盗事件。
いつものように2人は情報を交換し、大山剛志(北村一輝)は過去で捜査を開始。すると大山剛志(北村一輝)の友人の指紋が検出され、無実のはずの友人を逮捕することになってしまいます。しかし輸送中に事故が発生し、友人の娘が死亡してしまう。
一方現在では出所した大山剛志(北村一輝)の友人が出所し、誤認逮捕と娘を殺されたと逆恨みをして事件の関係者を誘拐し殺害するという事件が発生します。この事件に桜井美咲(吉瀬美智子)が巻き込まれてしまい死亡。
今までは過去を変えることで人を救ってきましたが、今回は過去を変えたことで本来死ななくて良かった人間が死んでしまうという結果を招いてしまいます。
しかしもう1度2人は協力して真犯人逮捕に向けて動き出します。
懸命な捜査の結果、大山剛志(北村一輝)の友人は無実。真犯人は権力者の息子であることがわかり逮捕に無事至ります。真犯人が逮捕されたことで再び過去が書き換えられ、現在で起きるはずの事件は起きていないことになり、桜井美咲(吉瀬美智子)は生存することになり、事件は解決となります。
連続窃盗事件の裏には・・・!
この連続窃盗事件の証拠品の中に汚職事件の証拠となるフロッピーディスクが存在しました。
大山剛志(北村一輝)はこの存在に気付きますが、上層部と繋がっている中本(渡部篤郎)が証拠をもみ消してしまいます。このことがきっかけで大山剛志(北村一輝)は中本(渡部篤郎)に疑いの目を向ける様になります。また大山剛志(北村一輝)は上層部から目の着けられる存在となります。
三枝健人(坂口健太郎)の兄が起こした事件!!
三枝健人(坂口健太郎)は自分の兄が起こした女子高生殺害事件について気になることがあり、独自に捜査をしていました。兄は犯人ではなく、真犯人は別にいると考えていたからです。
そんな三枝健人(坂口健太郎)を見て、上司である岩田(甲本雅裕)はそれ以上詮索すると危険だと忠告する。なぜそんなことを言うのか詳しい話を聞くために岩田(甲本雅裕)を尋ねると岩田(甲本雅裕)は何者かに刺されて倒れています。息を引き取る間際に『大山剛志(北村一輝)を殺したのは自分。そして全ての始まりは三枝健人(坂口健太郎)の兄の事件である。』そう告げます。
岩田(甲本雅裕)は過去に病気であった娘の治療費の為、中本(渡部篤郎)の差し金で大山剛志(北村一輝)を殺害していました。それを長い間後悔し悩み続けていました。懸命に捜査をする三枝健人(坂口健太郎)を見て、全てを打ち明けようと考えますが何者かに殺害され、娘までもが殺されてしまいます。
三枝健人(坂口健太郎)は事件の真相を明らかにするため、過去の大山剛志(北村一輝)にこの事件の捜査を依頼。真犯人が三枝健人(坂口健太郎)の兄が通う学校の人間で権力者の息子数名だったこと。そしてその事件のもみ消しや三枝健人(坂口健太郎)の兄に罪を被せたのが中本(渡部篤郎)であることを突き止めます。
さらに岩田(甲本雅裕)が三枝健人(坂口健太郎)の兄について調べていたことがわかります。
その結果三枝健人(坂口健太郎)の兄は少年院を出所した後、自らの無実を証明するため真相に近づいていましたが、やはり中本(渡部篤郎)の手によって自殺に見せかけられて殺害されていたという事実が判明します。
大山剛志(北村一輝)の失踪理由!
大山剛志(北村一輝)は一連の事実を掴み、証拠品を元に女子高生殺害事件の真相を明るみにしようとするが、中本(渡部篤郎)の妨害に合ってしまい失敗。
そして最初の交信があった1995年大山剛志(北村一輝)は三枝健人(坂口健太郎)と交信した直後、中本(渡部篤郎)と中本の手先となる人物、そして岩田(甲本雅裕)の3人の手にかかり殺害されてしまいます。この時刻が23時23分。毎回無線機が交信する時刻は大山剛志(北村一輝)が死んだ時間と一致します。
その後大山剛志(北村一輝)は、中本(渡部篤郎)により賄賂容疑をかけられ警察を懲戒免職されてその存在を消されてしまいます。
そして岩田(甲本雅裕)の証言により、三枝健人(坂口健太郎)と桜井美咲(吉瀬美智子)は大山剛志(北村一輝)の遺体を発見。しかし中本(渡部篤郎)の差し金で三枝健人(坂口健太郎)は岩田(甲本雅裕)殺害の犯人として追われる身となってしまう。
三枝健人(坂口健太郎)と桜井美咲(吉瀬美智子)は協力して、中本(渡部篤郎)の罪を暴こうとするも失敗し、三枝健人(坂口健太郎)も中本の手先により銃撃を受けて倒れてしまう。
そして衝撃のラスト!!
三枝健人(坂口健太郎)は中本(渡部篤郎)に命を狙われていたため、無線機を桜井美咲(吉瀬美智子)に託していました。桜井美咲(吉瀬美智子)は、大山剛志(北村一輝)と交信し殺害される場所である場所にはいかないようにと伝えていました。
大山剛志(北村一輝)は、自分に起こる運命を悟りました。そして同僚の刑事に応援を頼み、殺害されるのを免れていました。
大山剛志(北村一輝)を殺害しようとしていた現場を押さえられたことで、中本(渡部篤郎)の罪も明るみに出る事になります。しかし上層部の権力者は中本(渡部篤郎)を口封じのために殺害してしまいます。
大山剛志(北村一輝)が殺害されず、中本(渡部篤郎)が死亡したことで過去が変わり現在も大きく書き換えられることになります。
女子高生殺害の真犯人である権力者の甥は逮捕され、三枝健人(坂口健太郎)の兄は無実となりました。家族は崩壊しておらず、三枝健人(坂口健太郎)は長期未解決事件捜査班に配属されることはありませんでした。つまり中本(渡部篤郎)の手先に撃たれることもなく、三枝健人(坂口健太郎)は元気に生きていました。ただ残念ながら三枝健人(坂口健太郎)の兄は真犯人逮捕の際に事件に巻き込まれ殺害されてしまっていたため、書き換えられた現代でも生き返ることはありませんでした。
しかし大山剛志(北村一輝)は大きく変わった現在でも中本(渡部篤郎)殺害の疑いで逃走していて行方不明になっています。さらに権力者からも目を付けられてしまった結果、命を狙われることになってしまいます。
しかし逃げ回っている最中、汚職の証拠品であるフロッピーディスクを奪還、三枝健人(坂口健太郎)の実家に託していました。
それに気が付いた三枝健人(坂口健太郎)はその証拠を元に権力者の罪を暴くきっかけを得ます。
過去が変わる前の記憶があるのは三枝健人(坂口健太郎)と桜井美咲(吉瀬美智子)の2人ですが、そんな2人の元に差出人不明のメールが届きます。『○月○日に○○病院には行くな!』という内容でした。2人は差出人が大山剛志(北村一輝)と確信します。
2人は大山剛志(北村一輝)の手掛かりを得るために病院に急ぎます。そして時を同じくして権力者の手先もその病院に向っていました。
ここで原作ドラマ『シグナル』終わりとなってます。つまり完全には完結していないんですね。
普通に考えると病院で大山剛志(北村一輝)と三枝健人(坂口健太郎)と桜井美咲(吉瀬美智子)の2人は出会い、力を合わせて権力者を撃退すると思いますがそこは描かれていないのでわかりませんね。
もしかしたら日本のドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』ではその辺も完結するかもしれませんし、ドラマがヒットすれば続編が作られる可能性もありますよね。
いずれにしてもなかなか気になる終わり方をしますね。
中途半端と言えばそうかもしれませんが、色々と考えさせられる含みを残したエンディングですね!!
ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』に注目!
韓国で絶大な人気を誇ったドラマが原作だけあって、かなり面白いストーリーで先が気になる作品になっていますね。
SF要素もありますが、かなり設定はリアルですしスリルがあってドキドキする展開ですね。
日本版では多少のストーリーの変化があるかもしれませんので、皆さんもぜひ注目してみてくださいね!!
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