ガムを飲み込むと害はあるの?
皆さんはガムを食べた後、そのガムはどのように処理していますか?
噛み終わったガムは口から出して紙に包んで出すと思いますが、中には飲み込むという人もいる様ですね!
そこで今回はガムは飲み込むと害はあるのか、子供がガムを飲んでしまっても大丈夫なのか調べてみたいと思います!
ガムを飲み込む人はどれくらいいる?
冒頭でも書いていますが、通常はガムは噛んだ後は口から吐き出して紙に包んで捨てる人が多いと思います。
ただ中にはガムを噛んだあとはそのまま飲み込んでしまうという人もいるようですね。
あるテレビ番組でアンケートをした結果では、全体の1割の人が噛んだガムは毎回飲み込むと回答しているみたいですね。
個人的にはガムを飲み込むというのはかなり抵抗があるのでかなり驚きのデータではありますね。
ただ毎回ではないにせよ、捨てる場所や包む紙がない場合にガムを飲み込むという人はいると思いますし、実際にはけっこうな割合でガムを飲み込むという経験がある人はいるのではないでしょうか。
ガムは飲み込んでも害はないの?
続いてガムは飲み込んでも問題はないのか、害はないのかについて調べてみたいと思います。
そもそもガムの原料は何なのかというところからあまり馴染みがないと思います。
ガムの原料についてはこちらにもくわしく書いてあるので、良かったら読んでみてください!
ちなみにガムの原料は中南米や東南アジアに生える特定の樹木から採取される植物性の樹脂になります。
最近はそれに代わるものとして酢酸ビニル樹脂、エステルガム、ポリイソブチレン、炭酸カルシウムなどの合成樹脂が使われていたりしますね。
これら原料となるモノに加えて色々な甘味料・香り等を加えて、僕達が普段食べているガムができています。
樹脂というと食べ物というイメージがないので口にしても大丈夫なのかちょっと心配になってしまいますが、これらは各種の安全試験をしっかりと通っていて安全性は確認されていますし安心ですね。
ただ口に入れても問題ないと言っても、実際に飲み込んでしまった場合に危険性や問題はないのでしょうか。
ガムメーカーのサイトやネットで調べてみたところ、以下のような結論に辿り着きました。
ガムは飲み込んでも消化されずにそのまま排泄されます。
つまり特に体に害はありません。
ただ基本的にガムは消化されないものなので、わざわざ飲み込む必要はないと思います。
なのでガムは吐き出すものとして認識するのが正しいと言えそうですね。
以上の様な考えが一般的なようです。
ただ1つの意見としてガムを喉に詰まらせてしまう恐れが考えられるため、ガムは飲み込むのは危険と言っている場合もあるようですね。
特に小さなお子さまは喉に詰まらせる可能性が高くなるため、より注意が必要になると思われますね!
子供がガムを飲み込むと下痢や便秘になる?
一部ではガムを飲み込んでいると下痢や便秘による腹痛を起こすという噂があるようですね。
特に子供の場合にはよりなりやすいという噂があるようなので、色々と調べてみました。
上でも書いている様に、ガムは飲み込んだとしても消化されずそのまま体を通って排出される様になっています。
体内の中にある時、ガムは温度や唾液・胃液等の影響で柔らかい状態になっているため、消化管を傷つけたりすることもありませんし、体内に蓄積されたり詰まったりすることもありません。
なので基本的にはガムを飲み込むことによって、下痢や便秘等を伴う腹痛は起こらないと思われますね。
ただガムの味付け等に使われている人工甘味料の一部には食べ過ぎるとお腹がゆるくなるといったことが起こる可能性が考えられます。
例えばガムによく含まれているキシリトールやソルビトール等の糖アルコールは小腸で消化・吸収されにくいという特徴を持っています。
そういった消化や吸収されない糖アルコールを消化しようとして、腸が水分を増やし結果的に腸の水分量が増えることで下痢をしやすくすると言われているようです。
ただこの下痢も一過性のものであって、身体に害があるというレベルのモノではないので安心していいと思いますね。
つまりガムを食べ過ぎると下痢を起こすというのは、ガム自体が原因ではなく、味付け等に使用されている人工甘味料の影響ということになりそうですね。
ガムは飲み込まないようにしましょう!
今日はガムを飲み込むと害はあるのかや飲み込むことで下痢や便秘等の腹痛を引き起こすことがあるのかについて書いてみました。
まとめとしては飲み込んでも特に良いことはないので、噛んだ後は口から出して紙に包んで捨てましょうってことになりそうですね。
包む紙がない場合や捨てる場所に困った時には飲み込んでしまうというのも1つの手かもしれませんが、なるべく飲まずに出した方がいいですね。
もし捨てる場所に困ってもくれぐれも包んだ紙のポイ捨てやガムを地面に吐き捨てるというのはやめてくださいね!
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