13日の金曜日のジェイソン!!
ホラー映画に興味のない方でも大半の人が知っている『殺人鬼ジェイソン』。
実はこの映画『13日の金曜日』のジェイソンには多くの人が勘違いしている事実が多くあります。
今日は映画『13日の金曜日』やジェイソンの意外な事実を調べてみました。
映画『13日の金曜日』のジェイソンには意外な事実がたくさん!?
映画『13日の金曜日』シリーズといえば10作品も作られている超有名ホラー映画の1つになります。
そしてその映画『13日の金曜日』シリーズに登場する殺人鬼・ジェイソンは普段ホラー映画と無縁な人でも名前と風貌が一致するかなりの有名人と言えますよね。
ただ実は映画『13日の金曜日』や殺人鬼・ジェイソンについて間違った認識や知識を持っている人が多い様です。
あまりにも勘違いがひどいと殺人鬼・ジェイソンが襲いに来るかもしれませんので間違った認識や知識を正していきたいと思います。
これ以降には映画『13日の金曜日』のネタバレも含んでくるので、映画『13日の金曜日』をこれから楽しみたいという方は気を付けてくださいね。
ジェイソンはチェーンソーを使ったことがない!?
ジェイソンといえばチェーンソーを持って大暴れするというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
しかしながら10作品もある映画『13日の金曜日』シリーズで、ジェイソンがチェーンソーを使ったことは意外にも1度もありません。
ジェイソンの武器として1番しっくりくるのはマチェットと呼ばれるナタのような刃物になります。他には手斧や弓矢、アイスピック、鍬といったもので攻撃していますね。
チェーンソーに近いモノとして回転する刃がついた芝刈り機を使ったことがあります。
そして面白いことにジェイソンは狙ったターゲットからチェーンソーで反撃を受けたことがあります。つまり使ったことは1度もありませんが、使われたことがあります。
これは広く浸透しているジェイソン=チェーンソーからすると意外過ぎる事実ですね。
なんでジェイソン=チェーンソーというイメージが浸透したかですが、同じホラー映画『悪魔のいけにえ』に登場する殺人鬼レザーフェイスが愛用している武器がチェーンソーであったため混同された可能性が考えられます。
またジェイソンによく似た主人公が登場するゲーム『スプラッターハウス』でも武器としてチェーンソーが登場することも理由の1つかもしれません。
ジェイソンは不死身!?
ジェイソンは不死身の怪物であり、ナイフで刺しても銃で撃っても死なないというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
ただ元々ジェイソンは普通の人間です。
しかしシリーズ6作品目で落雷の直撃を受けて蘇生したことで不死身の怪物と変化しています。
それまではナイフで刺されて怯んだり、スコップで殴られて気絶するなど人間らしい描写がいくつか登場していますね。
つまりジェイソンが不死身というのは半分正解ではありますが、半分誤った認識となっています。
ジェイソンと言えばホッケーマスク!?
ジェイソンと言えば顔に付けているホッケーマスクがトレードマークですよね。
あまりにも有名すぎてホッケーマスク=ジェイソンと言えるほどあり、チェーンソーとホッケーマスクはジェイソンになくてはならないものとして認識されていると思います。
ただこのホッケーマスクを着用したのはシリーズ3作目の途中からになっています。
それまではボロボロの麻袋に穴を空けてかぶっていました。
つまり最初はホッケーマスクすら付けていなかったんですね。
ホッケーマスクもチェーンソーもないジェイソンなんて意外過ぎますよね。(笑)
ジェイソンは走らない!?
なんとなくジェイソンはターゲットを追う時に走らず歩いて追ってくるイメージないですか?
これも不死身と同じで半分正解ではありますが、半分誤った認識となっています。
シリーズ初期の映画『13日の金曜日』ではジェイソンがダッシュでターゲットを追う描写がありますが、不死身化してからは逃げるターゲットを悠然と歩いて追いかけるシーンに変わりました。
なんとなくゆっくりと迫ってくる方が不気味なため、ジェイソンは走らないというイメージが定着したのかもしれませんね。
ダッシュで追いかけてくるジェイソンもめっちゃ怖いですけどね。(笑)
ジェイソンの弱点は??
殺人鬼ジェイソンにもいくつかの弱点があるとされていますね。
まずはジェイソンは『水に弱い』。
ジェイソンは子供時代に湖で溺れそうになった過去を持っています。このことから水がトラウマになっているとされています。
ただしこの『水に弱い』という設定は、映画『エルム街の悪夢』の悪魔フレディとの共演・対決をした映画『フレディVSジェイソン』での話になります。
あくまでこの映画『フレディVSジェイソン』は、映画『13日の金曜日』シリーズの外伝的なお話になっているので、映画『13日の金曜日』シリーズにはジェイソンは『水に弱い』という設定は存在しません。
その証拠にジェイソンはたびたび湖のほとりから出現します。むしろ水の近くを好んでいる様な気もしますね!(笑)
ただ子供時代の記憶やトラウマが弱点という側面は映画『13日の金曜日』シリーズにも存在しており、自分の母親と同じ格好や話し方をされると母親と錯覚して殺意を喪失してしまったり、自身の子供時代と似た風貌の少年を見た時にも殺意を喪失したことがあります。
意外とジェイソンは過去にトラウマを多く抱えていて、そこに弱点があるとされているようですね。
そもそもジェイソンの正体って??
ここからは完全に映画『13日の金曜日』シリーズの核心についてになりますので、ネタバレ中のネタバレです。注意してくださいね。
そもそもジェイソンの正体って誰?何者?ってお話です。
まず記念すべき1作品目に登場するジェイソンは普通の人間(少年)です。
名前はジェイソン・ボーヒーズ。1946年6月13日にニュージャージー州ブレアーズタウン付近でボーヒーズ家の長男として生まれる。家族構成はジェイソン本人を含め、父エリアス・ボーヒーズ、母パメラ・ボーヒーズの3人。異母兄妹として義妹ダイアナ・ボーヒーズや、彼女の娘ジェシカ・ボーヒーズも存在します。ちなみに誕生した1946年6月13日は金曜日ではなく木曜日。(笑)
つまり怪物でもなんでもなく、普通の人間で両親と暮らしています。
ただ先天的な病により顔が奇形となっていることが、このジェイソン・ボーヒーズの運命を変える事になってしまいます。
映画『13日の金曜日』の1作目では、ジェイソン・ボーヒーズは11歳の少年として登場し、作品の序盤で顔が奇形となっている風貌が原因で他の少年・少女に苛められた結果、キャンプ場の湖に麻袋を被されたまま突き落とされて行方不明となります。
キャンプ場の安全を管理する管理員も監視を怠っていて、その結果この事件はうやむやにされてしまいます。
数年後にこの事件に関係したキャンプ場の管理員やジェイソンを苛めた少年・少女が謎の殺人鬼に次々に襲われるという流れで物語は進んでいきます。
ここでこの謎の殺人鬼の正体が誰なのかということになります。
多くの人は湖で溺れて行方不明となったジェイソン・ボーヒーズ本人と誤解していますが、映画『13日の金曜日』の1作目の犯人はジェイソン・ボーヒーズの母親であるパメラ・ボーヒーズなんですね。
パメラ・ボーヒーズは可愛がっていた息子ジェイソン・ボーヒーズが行方不明(パメラとしては死んだと考えていたかもしれない)になってしまったことで、精神的に異常を起こしてしまい殺人鬼と化してしまうんですね。
つまり映画『13日の金曜日』の1作目の殺人鬼の正体はジェイソンではなく、パメラなんです。これ意外と知られていないですよね。(笑)
ちなみに映画『13日の金曜日』の1作目のラストで最後に残った1人の反撃に合い、パメラ・ボーヒーズは死亡します。
じゃあジェイソンはどうしたとなりますよね。
ジェイソンは湖で溺れて行方不明になっていましたが、奇跡的に助かり森の奥で生活していました。(溺れたショックで記憶を失ってしまい、親の元に戻らなかった可能性あり。)
そして映画『13日の金曜日』の2作目の冒頭で、偶然母パメラ・ボーヒーズがターゲットの反撃に合い死亡する瞬間を目撃してしまいます。(おそらくこの時に失った記憶が戻った)
この殺された母親の復讐のために殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズが誕生することになります。
ジェイソン・ボーヒーズは少年時代の背が低く痩せ型の体格から大人になると身長192cm・体重114kgと大柄で筋肉質な体格に成長します。さらに人の2倍はある心臓(心肺機能)と異常に小さな脳という特徴を持っています。
以降の2~4作品目に登場する殺人鬼・ジェイソンの正体はジェイソン・ボーヒーズとなりますが、4作品目のラストでターゲットの反撃により死亡します。
映画『13日の金曜日』の5作品目となるのが、映画『新・13日の金曜日』となります。
この作品では新と名前が付いているだけあって、殺人鬼の正体はジェイソン・ボーヒーズではありません。
この作品の殺人鬼の正体は、ボーヒーズ一族とはまったく別の人物であるロイ・バムスという人物です。
ロイ・バムスはジェイソンの模倣犯であり、普通の生身の人間になります。救急隊員として働いていて、元は大人しい性格で無口な男でした。
父親であることを隠して施設に預けていた息子ジョイがある事件に巻き込まれて無残な遺体となったのを目の当たりにしたことで、精神的に異常をきたし殺人鬼と化してしまいます。ジェイソンと同様にホッケーマスクで顔を隠して、偽ジェイソンとして犯行に及ぶことになります。
ちなみに4作品目までのジェイソン・ボーヒーズの被っているホッケーマスクは赤いペイントがありましたが、5作品目のロイ・バムズ(偽ジェイソン)の被ったホッケーマスクのペイントは青い色をしているので判別は可能です。(笑)
そして6作品目の映画『13日の金曜日』では、死亡したジェイソン・ボーヒーズの遺体に雷が直撃したことで不死身の怪物・ジェイソンとなります。
6作品目からはジェイソン・ボーヒーズが怪物化したジェイソンが暴れまわることになりますね。
これ以降の作品では心臓だけになっても他の人間に寄生することで生き延びたり、宇宙でサイボーグ化したりとなかなかハードな末路を送っていますね。(笑)
ちょっと話が逸れましたが、映画『13日の金曜日』シリーズのジェイソンの正体は基本的にはジェイソン・ボーヒーズですが、1作品目と5作品目においてはジェイソンではない別の人物となっています。
映画『13日の金曜日』シリーズの犯人=必ずしもジェイソンではないということを覚えておきましょう!
これであなたもジェイソンオタク!!
これらの点を抑えておけばその辺の人より間違いなくジェイソンについてくわしいと言えますね。
間違いなくジェイソンオタクの1人です。
きっとジェイソンも喜んでいるはずなので、あなたのことだけは見逃してくれるかもしれませんね。(笑)
映画『13日の金曜日』シリーズはただのスプラッターホラーと思われがちですが、意外と話も繋がっていてしっかりとしたストーリーもありますので結構映画としても名作だと思います。
ジェイソンに興味の湧いた方は是非1度映画の方も見てみてくださいね!
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