月9ドラマ『貴族探偵』!
2017年4月スタートのフジテレビ系月9ドラマが『貴族探偵』に決定しました。
苦戦が続く月9ドラマですが、今日は『貴族探偵』の原作やキャスト、あらすじについて書いてみたいと思います。
ドラマ『貴族探偵』の原作は?
まずは月9ドラマ『貴族探偵』に原作があるのかを調べてみました。タイトルに探偵と付くので推理小説モノの原作がありそうですね。
調べてみたところ、この月9ドラマ『貴族探偵』は、摩耶雄嵩さんによる推理小説『貴族探偵』とその続編となる推理小説『貴族探偵対女探偵』という作品であることがわかりました。
作者の麻耶 雄嵩さんの基本情報は以下のようになっていますね。
麻耶 雄嵩(まや ゆたか)。本名は堀井良彦。
1969年5月29日生まれ。
三重県出身。京都大学工学部卒業。
1991年に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。
京都大卒ということで、非常に頭の良い方と言うのがわかりますね。以下に麻耶雄嵩さんの主なミステリーランキングにランクインした作品をまとめてみました。
週刊文春ミステリーベスト10編集
- 2010年・・・『隻眼の少女』4位。『貴族探偵』13位。
- 2011年・・・『メルカトルかく語りき』8位。
- 2014年・・・『さよなら神様』3位。
このミステリーがすごい!編集
- 1992年・・・『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』12位。
- 1994年・・・『夏と冬の奏鳴曲』17位。
- 1998年・・・『鴉』16位。
- 2001年・・・『木製の王子』12位。
- 2005年・・・『螢』11位。
- 2006年 ・・・『神様ゲーム』5位。
- 2011年・・・『隻眼の少女』4位。『貴族探偵』20位。
- 2012年・・・『メルカトルかく語りき』7位。
- 2014年・・・『貴族探偵対女探偵』13位。
- 2015年・・・『さよなら神様』2位。
本格ミステリ・ベスト10編集
- 1998年・・・『鴉』1位。『メルカトルと美袋のための殺人』5位。
- 2001年・・・『木製の王子』4位。
- 2005年・・・『螢』3位。『名探偵 木更津悠也』16位。
- 2006年・・・『神様ゲーム』5位。
- 2011年・・・『隻眼の少女』1位。『貴族探偵』6位。
- 2012年・・・『メルカトルかく語りき』2位。
- 2014年・・・『貴族探偵対女探偵』1位。
- 2015年・・・『さよなら神様』1位。
本格ミステリこれがベストだ!編集
- 2001年・・・『木製の王子』2位。
ミステリが読みたい!編集
- 2011年・・・『隻眼の少女』7位。『貴族探偵』13位
- 2012年・・・『メルカトルかく語りき』2位。
- 2015年・・・『さよなら神様』2位。
2011年・・・『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞・第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。
2015年・・・『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞受賞。
とてつもなく多いですよね。これだけコンスタントに評価されている作品を長年書き続けているというのは驚異的ですよね。
この麻耶雄嵩さんの作品は独特の世界観や独自の表現で描かれていることが多いため、一部のファンにはかなり熱狂的な支持を受けている反面、長年大きな賞には縁がなかったのですが、2011年に『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞・第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞する等して、一気に評価を上げたとという経緯もあるみたいですね。
摩耶雄嵩さんの作品がドラマや映画といった映像作品になるのは、今回の『貴族探偵』が初めてになりますね。
月9ドラマ『貴族探偵』のあらすじは?
続いて月9ドラマ『貴族探偵』のあらすじは以下のようになっています。
ドラマの主人公は年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明。己のことを貴族と名乗り、探偵を趣味にしている青年です。物語では「貴族」「主」「御前」という呼び名しか登場しません。働いている様子はなく、身なりは常に瀟洒、言動は紳士的でレディーファーストを心がけ、一方で貴族であるという自覚を強く持ち、権威に頓着することがなく常に泰然としています。事件に出会った際には警察の上層部に働きかけ、現場を指揮する鼻形雷雨という刑事もしぶしぶ認める形で、事件解決に関わっていきます。
それでは貴族のお手並み拝見だ…そう誰もが思ったところ、なんと捜査、推理をするのは彼を取り巻く召使たち。「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」と言い放ち、事件関係者の女性と会話を楽しみ、遊びに興じている貴族にあっけにとられる周囲を尻目に、貴族へ絶対的な忠誠心を持つ、山本という執事、田中というメイド、佐藤という運転手の3人が現場分析、証拠集めなど捜査へと動き始めます。
そんな、破天荒な貴族たちと偶然に、かつ頻繁に同じ事件に居合わせ、貴族たちと競う形で謎に向き合うのが探偵の高徳愛香。喜多見切子という女性探偵を師匠と仰ぎ、彼女に憧れて探偵になった愛香は駆け出しの新米ながら、探偵という職業に人一倍の誇りと信念を持っています。そのため貴族のやり方には反感しかなく、貴族よりも先に謎を解こうと現場を奔走し、推理を積み重ねていきます。
いずれも見たこともないほど個性的で強烈にインパクトのある登場人物たちが織りなす物語は、ファンタジックでどこかコメディな部分も。しかし、事件のトリック、謎解きは常人の想像を越える極上の本格ミステリー。さらに、謎だらけの貴族は実は深い洞察を持って動いており、最初は「こいつは何なんだ!」という衝撃を受けるも、ドラマを見ていくうちに「もっと貴族のことを知りたい!」と魅了されることは間違いなし。
“主人公が推理をしない”前代未聞のミステリードラマは、一瞬も飽きることのない唯一無二のエンターテインメントとなります。
まず主人公の情報が一切不明という設定が斬新ですね!しかも探偵は趣味ということで不思議な設定ですよね。
さらにもっと斬新なのは探偵でありながら推理を全くしないということですね。推理を雑事と言い、捜査や推理を全て使用人に任せるということなので、この時点でもはや探偵とは言えない様な気もしますよね!(笑)
この辺りの設定も有り得ない設定なので、かなりシュールというかコメディ的な雰囲気が入ってくるドラマなんじゃないかと思いますね。この辺のシュールさがどんな感じでドラマで表現されているのかがとても気になりますね!
恋愛ドラマを放送することが多い月9ドラマとしてはかなり異色のドラマになりそうな『貴族探偵』ですが、月9ドラマでも『ガリレオ』や『ようこそ我が家へ』等ミステリー要素のあるドラマもヒットしたことはありますので、かなり楽しみなドラマになりそうですね。
月9ドラマ『貴族探偵』のキャストは?
それでは月9ドラマ『貴族探偵』のキャストを書いていきたいと思います。やはり月9ドラマと言えば、豪華なキャスト陣や話題のあるキャスティグが多いことでも知られていますので注目したいですね!
まずは主人公・貴族探偵を演じるのは、人気アイドルグループ・嵐の相葉雅紀さんになります。
この主人公・貴族探偵は名前や年齢などあらゆる情報が謎に包まれている謎の人物。自ら貴族と名乗っています。ナンパが趣味で、探偵なのに推理や捜査は使用人に任せきりというとてつもない変わり者ですね。
貴族探偵を演じる相葉雅紀さんは、人気アイドルグループ・嵐のメンバーとして絶大な人気を誇っています。月9ドラマに主演するのは、『ようこそ我が家へ』以来2年ぶりとなります。今回が初の探偵役ということになりますが、かなりクセの強い役なので相葉雅紀さんがどの様にこの役を演じるのかとても気になりますね!
そして主人公・貴族探偵と相対する新米女性探偵・高徳愛香を演じるのは、武井咲さんになります。
高徳愛香は新米の探偵ですが、探偵という職業に誇りと信念を持っている人物。その為自分で捜査や推理をせず、趣味で探偵をやっている貴族とは何かと対立することになります。
そんな高徳愛香を演じる武井咲さんは、一所懸命でフレッシュな演技が魅力の若手女優さんになります。新米の探偵という役どころには非常にマッチしそうな女優さんなので楽しみですね!
刑事・鼻形雷雨を演じるのは、生瀬勝久さんになります。
刑事・鼻形雷雨は、貴族より早く謎を解くという利害関係の一致から女探偵・高徳愛香と協力し合うことになります。ちなみにこのキャラクターはドラマオリジナルのキャラで、原作の小説には登場しない人物になっているようなので、この鼻形雷雨には注目したいですね!
演じる生瀬勝久さんの刑事役と言えば、何と言ってもドラマや映画で大ヒットした『trick』シリーズの矢部刑事ですよね。かなりコメディ要素の強い役でしたが、とても人気のあるキャラだったので、似たようなキャラになるのかそれとも全く違う硬派でシリアスなキャラになるのか注目したいですね。
女探偵・高徳愛香の師匠となる女探偵・喜多見切子を演じるのは井川遥さんになります。
喜多見切子は、新米の女探偵・高徳愛香の師匠であり、貴族探偵と対立してきた人物です。過去に貴族探偵との推理勝負に破れて、謎の死を遂げるというミステリアスなキャラクターとなっています。原作では高徳愛香の師匠は男性ですが、ドラマのオリジナル要素としてここを女性にアレンジしてきたようですね。
演じる井川遥さんは40歳になる女優さんですが、40歳とは思えない美貌ですね。個人的にはかなり好きな女優さんになります。かなり謎のある人物ということなので、非常に注目したい人物ですね!
貴族探偵の運転手・佐藤を演じるのは、滝藤賢一さんになります。
佐藤は貴族探偵に仕えている召使いの1人で、運転手兼ボディーガードといった役割をしている人物になります。
演じる滝藤賢一さんは、まさに個性派俳優という独特の雰囲気のある俳優さんですね。色々なキャラクターを演じられる俳優さんなので、今回はどんなキャラクターになるのか注目ですね!
貴族探偵のメイド・田中を演じるのは、中山美穂さんになります。
田中はメイドらしく控えめな性格で、紅茶を入れることに関しては右に出る者はいないという人物。
演じる中山美穂さんは、かつてはアイドルや歌手として大活躍して、最近も女優として活躍していますね。今回の役では基本的にメイド服を着るということなので、そのコスプレ姿にはかなり期待したいですね。
貴族探偵の執事・山本を演じるのは、松重豊さんになります。
山本は冷静沈着で貴族探偵の手となり足となり働く執事を務める人物になります。
演じる松重豊さんは、個性派俳優・名脇役として数多くのドラマに出演していますね。やや強面のルックスですが、コミカルな役もこなせる幅の広い俳優さんだと思いますね。
そして謎とされているのが、仲間由紀恵さんになります。
公式サイトでは、どこに何の役で出演しているのか? 『謎』という役どころとされていますね。その出演に気付けるか?とも書いてあるので、ちょい役の場合もあるのかもしれませんね。仲間由紀恵さん程の女優さんが出演しているということは後々何か重要な鍵を握る存在の役なのかもしれませんね。
仲間由紀恵は数多くのドラマで主役を演じている女優さんになりますね。個人的には『trick』シリーズがとても好きなので、今回出演している生瀬勝久さんとの絡みがあるのかどうかも期待したいところですね!
他にもミス・ワールド日本代表にもなった田中道子さんの出演も発表されていますね。
以上のような大変豪華なキャスト陣になっていますね。特に女優陣は武井咲さん、井川遥さん、中山美穂さん、仲間由紀恵さんといずれも主演級の女優さんが名を連ねていますので、とても華やかなドラマになりそうですね。
月9ドラマ『貴族探偵』に注目!
超豪華なキャストで、しかも大ヒット作品を長年連発している作家さんの作品を初の映像化ということで、かなり来たいが高まりますよね!
最近は視聴率的には大苦戦の月9ドラマですが、今回はこてこてのラブストーリーとは違い、ミステリー要素の強い作品の様なので気軽に見れるんじゃないかなと思いますね!
皆さんも月9ドラマ『貴族探偵』に注目してくださいね!
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