『猫バンバン』運動!
皆さん『猫バンバン』って言葉は聞いたことありますか?
2年程前にJAFが呼び掛けて、最近では日産自動車が本格的に始めたプロジェクトなんですが、とてもいいプロジェクトだと感じたので今日はこの『猫バンバン』について紹介していきたいと思います。
寒い日の朝など注意!
本格的に冬になり、寒くなってくるとまれに発生するのが、『猫ちゃんが車のエンジンルームやボンネットの中に潜り込んでいたのに気付かず発車してしまう』という事故です。
猫ちゃんは寒いと風や雨がしのげる場所に入り込む可能性があります。それがエンジンルームやタイヤの上になるようです。
しかし急にエンジンがかかったりするとパニックになってしまう猫ちゃんも少なくありません。パニックに陥った猫ちゃんがエンジンルームで暴れたりすると、ベルト等の回転部分に挟まれてしまうことがある様です。
このような痛ましい事故を防ぐため、JAFや日産自動車が車のエンジンをかける前や発車の前に『猫バンバン』を1度はやる様に呼びかけています。
夏も注意が必要かも!
夏も同様の理由で日差しなどを避けるため車の下などに入り込む猫ちゃんがいます。
これも発車の際に気付かずに事故や故障に繋がるケースが冬程確率は高くないですがありえます。
夏でも注意は必要かもしれませんね。
『猫バンバン』のやり方は?
車に乗る前(エンジンをかける前)にボンネットの部分を軽くバンバン叩いてみたり車体を軽く揺らしたりします。もしくはちょっと強くドアを開けたり閉めたりするのもいいかもしれませんね。
こうすることによってエンジンルームやタイヤの上等に猫ちゃんが入っていないか確認するようにしてください。音がすれば大抵の猫ちゃんは逃げて行きます。
ただ子猫ちゃんがエンジンルームに潜り込んでしまった場合はなかなか外に出られない場合があります。もし猫ちゃんの鳴き声がしたり何か物音がしたり何かの気配を感じることがあれば、すぐにボンネットを開けてエンジンルームを見て確認をするようにしてください。
特に猫ちゃんの多い地域の人や猫が入り込みそうな野外に長時間駐車する際には注意が必要です。
意外に身近で起こっているかも!
実はこの事例、僕の周りでも実際に何人か話を聞いたことがあります。
一番身近なところでは僕の兄弟がこの事例をやってしまい、猫ちゃんがベルトに巻き込まれて車も故障してしまいました。
具体的に言うと、朝車のエンジンをかけたらエンジンがかかった何分後に急にエンジンが停止してしまったそうです。
すぐにJAFを呼んで車メーカーさんに修理を出したところ、原因はエンジンの故障という話だったそうです。
ただエンジンの故障と言われてもよくわからないので、詳しく話を聞いたところ猫ちゃんが挟まれてしまっていたという話だった様です。
これからも乗る車のエンジンルームでそんなことが起きたと知ると大半の人が嫌な思いをするため、詳しく原因を聞かれなければその事は伏せておくことがけっこうあるそうです。
もし冬場に同様のケースでのエンジンの故障が起きた方は実はこの事例が原因だった可能性も考えられるかもしれませんね。
ちょっとしたことで救える命や事故がある!
このちょっとした動作『猫バンバン』をすることで、猫ちゃんの命が救われます。
さらには無駄な車の故障等も回避できますし、それによる事故等も避けることができます。
個人的には車メーカーさんの改良や何かの便利グッズがあればいいと思うんですがね。(猫が嫌がる音が出るグッズとか。)
現状はなかなか難しいみたいなので、皆さんもこの『猫バンバン』できるだけ行うようにしてみてください。
この記事へのコメントはありません。