突然ですが、皆さんは今悩んでることとかありますか?
悩みを打ち明ける家族や友人はいますか?
ストレスを発散できる趣味はありますか?
もし一人で悩みを抱えてストレスやプレッシャー等に押しつぶされそうなら、それはうつ病の入口に立っている状態なのかもしれません。
今回は医療施設で受けられるうつ病診断検査について調べてみました。
今回うつ病診断を調べたきっかけは・・・
以前一緒に仕事をしていて可愛がっていた後輩がいたんですが、去年職場では忙しいと有名な部署に異動になりました。
たまに顔は合わせていたんですが、特に変わったことはない様に見えました。
でも・・・ある日突然仕事に来なくなってしまったんです。
理由は、仕事の忙しさやプレッシャー、家庭でのトラブルでうつ病になってしまった。というものでした。
人によっては『社会人としての我慢や自覚が足りない・根性がない』と言う人もいたりして、まだまだうつ病というものが病気として認識されていない現実があります。
ただほとんどの人が悩みやプレッシャーの中、日々仕事や学校生活を送っていると思います。
なかなか判断しにくいうつ病を診断することができれば、早めに治療や対応することも可能になり、救われる人も増えると思います。
そこでうつ病診断できる検査を調べてみようと考えました。
うつ病診断検査は光トポグラフィー・唾液検査・血液検査の3つ!
- 光トポグラフィー・・・『光トポグラフィー装置』を頭に装着し、脳の活動に伴う血流の変化や脳機能を弱い近赤外線を用いて、計測・画像化します。脳機能や血流が数値や画像で診断ができるので客観的にうつ病かどうかがわかります。うつ病は気持ちの問題と思われがちなので、客観的な診断が出来るのはとても有用なことだと思います。
具体的には装置を頭に着けて、簡単な質問に答えるだけなので難しさや身体的なストレスはあまりないと思います。時間も30分もかからない様です。費用については、バラツキがありますが15000円程度でできる所が多いようです。
平成21年に国に認可された検査なので、検査できる医療機関が少ないのが難点ですね。
- 唾液検査・・・唾液を検査して、どんな分泌物があるか、その量やバランスを見て診断します。ストレスを感じると分泌される物質がいくつか存在します。その物質を唾液から検出することで、ストレスの度合いを調べることができます。
唾液を採取するだけなので非常に簡単で、費用も5000円以下とお手軽ですが、あくまで『ストレスの度合い』がわかるだけなのでうつ病の確定診断には至らないようです。
- 血液検査・・・血液中にある『EAP(エタノールアンミリン酸)』という物質を調べることで診断します。うつ病患者と健常者では、『EAP(エタノールアンミリン酸)』の濃度に違いがある様です。診断率は9割以上とのことで非常に有用な検査と言えます。
問題点として、平成23年に発表された新しい検査のため、検査できる施設がまだ少ないことが挙げられると思います。
悩んでいるのなら診断検査へ!
悩みがあって、もしかしたら・・・と思ってもなかなか病院には行きにくいものです。ましてうつ病となるとなおさらだと思います。
でも大切なのは、早期発見・早期治療です。
勇気を出して受診することをおススメします。そして周りにそんな人間がいたら、受診をおススメしてみてください。
デリケートな問題ではありますが、手遅れにならないようにしてくださいね。
機会があれば、うつ病の治療法なんかも調べてみたいと思います。
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