探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)!
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』が、2016年6月4日の公開されます。
今日は、この話題の映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』について色々と調べてみたいと思います。
『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』が映画化!
長年にわたって著者が『映像化はしない』と公言していた『御手洗潔シリーズ』ですが、2015年3月に玉木宏&堂本光一でスペシャルドラマラマ『天才探偵ミタライ難解事件ファイル・傘を折る女』として放送されました。
そのスペシャルドラマの最後は『To be continued?』という文字で締め括られていて、続編への含みが込められていたように感じましたが、やはり続編が発表されました。
スペシャルドラマから1年ちょっとですが、今回公開される『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』はなんと映画になります!
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』の原作は?
2016年6月4日の公開予定の映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』は、島田荘司さんの小説『星籠の海』が原作となっています。
この原作小説『星籠の海』は、上下巻に分かれて、総ページ数が866ページという、かなりのボリュームのある作品になっています。
原作者である島田荘司さんは、本格ミステリー界を代表する巨匠であり、重鎮的存在と言われている大物作家になります。
主な作品は、『御手洗潔シリーズ』・『吉敷竹史シリーズ』があります。
吉敷竹史シリーズも、TBSで『警視庁三係・吉敷竹史シリーズ』ドラマ化されている人気シリーズですね。
ちなみに2015年12月現在、『御手洗潔シリーズ』の国内累計総部数は532万5千部という大ベストセラーのシリーズになっています。
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』のあらすじは?
注目の映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』のあらすじは、以下のようになっています。
物語は、瀬戸内海・愛媛県の小さな島に、身元不明の死体が半年間で6体流れ着くという難事件で幕を開ける。この事件に興味を持ち、御手洗はさっそく現地に飛ぶ。福山で捨てられた死体が瀬戸内の複雑な海流でこの入江に流れ着いたことを突き止めた御手洗は、福山へ移動する。すると、外国人女性の変死体や、口と目を縫い合わされた居比夫婦が赤子を殺され滝つぼで発見されるなど、奇妙な事件が立て続けに発生する。一見したところ関連性のなさそうなこれらの事件は、果たして繋がっているのだろうか? だとすれば、鍵を握る人物は誰なのか? 事態は戦国時代、そして幕末の歴史ミステリーも紐解きながら、予想外のクライマックスへと突き進む。
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』の公式ホームページより引用。
あらすじを見ただけで、謎が謎を呼ぶミステリーな映画というのが、よくわかりますよね。
さらに映画オリジナルの登場人物も登場しますので、原作の枠を越えた予想外の展開が繰り広げられる可能性が高いですね。
原作のファンの方も、初めてこの『御手洗潔シリーズ』を見る人も注目の映画になっているのは間違いなさそうですね。
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』のキャストは?
続いては、この映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろのうみ)』に出演するキャストについて書いていきたいと思います。
主人公の『御手洗潔』を演じるのは、玉木宏さんとなっています。
映画・ドラマ・CM等の様々なカテゴリーでで活躍していて、2015年のNHKの朝ドラ『あさが来た』でもヒロインの夫・新次郎を見事に演じたことで更に評価が上がっている演技力も兼ね備えたイケメン俳優さんですね。
原作の島田荘司さんが『御手洗潔を演じる俳優は彼しかいない』と、ルックスと声を絶賛していて、玉木宏さんを指名したようですね!
また映画オリジナルの登場人物として、ヒロイン・小川みゆき役を、広瀬アリスさんが演じています。
人気女優の広瀬すずさんのお姉さんとしても知られていますが、広瀬アリスさんも様々なドラマに出演していて、着実に女優としてステップアップしている印象ですね。ルックスもかなりいいですし、個人的にはイチオシの女優さんですね!
その他の共演者として、福山市立大学准教授・滝沢加奈子役に石田ひかりさん。
誘拐された子供のベビーシッターで看護学生の辰見洋子役には谷村美月さん。
その恋人で西京文化センターの学芸員・小坂井准一役に要潤さん。
と言った個性的ながらも演技力溢れるキャストで周りをしっかりと固めている印象ですね。
個人的には、広瀬アリスさんがこういった作品でどう演技していくのかを注目していきたいと思っていますね!
原作『星籠の海(せいろの海)』のネタバレ!
この先は、一部ネタバレを含む可能性があります。
あくまで原作のネタバレなので、映画との違いが出てくることが予想されますが、前情報を知りたくない人は注意してください!
原作を読んだり、ネタバレを知った上で映画を見るというのもそれはそれで楽しみ方があると思うので、もし良かったら見てくださいね!
とは言ってもこの作品は、本当に色々なことが絡み合っているストーリーなのですべてを分かりやすくネタバレするという自信は正直ありません!(笑)
なので完全に肝の部分をネタバレしようと思います。
すべての黒幕であり真犯人は、パクという国際的な大物悪人になります。
原作の中の殺人事件には、ほとんどこのパクが絡んでいますが、原作ではなぜか存在感が薄く特に目立ったシーンや御手洗潔との対決シーンもないというちょっと残念な人です。
もしかしたら映画版では、この辺の設定が変わって、意外な人が真犯人的な展開もあるかもしれませんね!
続いてのネタバレは、タイトルにもなっている『星籠の海』についてですね。
『星籠の海』。
とても綺麗な印象がしますよね。
この『星籠の海』は言い伝えでは、『海に棲んでいる巨大な生き物』とされているようです。
しかしながら『星籠の海』の実際の正体は、戦国時代に最強とも恐れられた村上水軍が、外国の黒船と対等に渡り合うために用意していて秘密兵器でした。
簡単にまとめてしまうと、その秘密兵器の正体は『潜水艇』になります。
当時の技術力で『潜水艇』が作れたのかどうかは不明ですが、海の中に潜っているというところが『海に棲んでいる巨大な生き物』と言い伝えられたんでしょうね。
この辺の表現がとても面白いというかなるほどと思わせますよね。
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海(せいろの海)』に期待!
原作である『星籠の海』は、実に様々な事件や人々が絡まり合い、スケールの大きい展開を見せます。
日本だけではなく、海外だったり戦国時代の話まで複雑に絡み合います。
その1つ1つの事柄や謎が最終的には綺麗に回収されていくという、見事な作品になっています。
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』が、どこまで原作と同じで、どこが原作と異なるのかはよくわかりませんが、その違いを楽しむのも楽しみ方の1つかもしれませんね!
もしこの記事や映画を見て、この『御手洗潔シリーズ』に興味を持った方は、是非1981年のシリーズ第1弾・占星術殺人事件(2008年に改訂完全版が出ています。)から読むことをオススメします!
皆さんも是非劇場で映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』をご覧くださいね!
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