嘘のような本当の話!
マグロの初競り等でよく見掛ける大手寿司屋『すしざんまい』の社長である木村清さんが、ソマリアの海賊を壊滅させてしまったというお話です。
一体どういうことなのか気になりますよね?
この驚きのニュースを紹介していきたいと思います。
すしざんまいの社長『木村清』!
まずこの話の主役であるすしざんまいの社長『木村清』さんのことを調べてみました。
木村 清(きむら きよし)
1952年4月19日生まれ。千葉県出身。
元々はパイロットを目指して航空自衛隊に所属していたが、事故で目を悪くしてしまい22歳で退官している。
その後中央大学法学部を卒業。
その後大洋漁業(今のマルハニチロ)の子会社にあたる新洋商事に就職。ここで魚の仲買人になり、築地で取引先などの繋がりを持つ。
その後独立して事業を起こすも撤退。
2001年『すしざんまい』の本店を開店。
現在はすしざんまいの名物社長としてメディアへの露出も多く、新年のマグロの初競りは毎年この木村清社長が競り落とすのが恒例行事になっている。
そんな木村清社長がソマリアの海賊を壊滅させた?
このアフリカにあるソマリア付近の海域はとてもいいキハダマグロの漁場らしいのです。
そこに木村社長が目をつけたのですが、その海域には海賊が出て危険なので漁業はできないという現実にぶつかります。
『誰も海賊と話し合いをしたことがない』と聞くと木村社長は『海賊だって人間だ』とすぐ現地に向かい、海賊との交渉に入ったのです。
すると彼らは金も技術もないので、食べるためや家族のために海賊をしているという事実がわかってきます。
そこで木村社長がマグロ漁のやり方を教え、漁船を与えて、ソマリア政府に働きかけ輸出をできるようにして、木村社長がマグロを買うことで、海賊達に職を与えて一緒に商売ができるようにしたと言います。
そうすることで300人いた海賊は皆漁をして生計を立てるようになり、ソマリアの海賊は木村社長によって壊滅させられたということです。
恐るべき商人魂。
まさにこれはWinWinの関係ですよね。
すしざんまいは良質のマグロを安定して確保できますし、ソマリアの海賊達は漁師として家族を養えます。
この木村社長凄い行動力と商人魂だと思いませんか?素晴らしいと思います。
日本では食を提供して、ソマリアでは職を提供していたんですね。(笑)
各方面で賞賛の声が!
海賊を壊滅させるなんてリアル海賊王。
ノーベル賞平和賞ものだ。
その辺の政治家より役に立つ。
等々ネットでは賞賛の声がたくさん上がっています。
目先の利益ばかりを追うのではなく、相手のことや先を見据えてビジネスをする。
是非見習いたいですね!
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