藤田菜七子騎手がデビュー!
JRAで16年ぶり7人目として新たに誕生した女性騎手藤田菜七子さんが3月3日、地方競馬の川崎競馬でデビューしました。3月1日から騎手免許が発効し、交流レースがある川崎競馬場でデビュー。同期6人で最も早いデビューとなりました。
今日は全国の競馬ファンが注目する藤田菜七子騎手のデビュー戦のレース結果を含めて書いていきたいと思います。
藤田菜七子騎手についてはこちら!
デビューの3日は6鞍に騎乗!
記念すべき藤田菜七子騎手のデビューの日は、ひなまつりの3月3日になっていました。
3日の川崎競馬場では、在京テレビ全局・新聞社を含めて67社、報道陣は約150人以上という異様な雰囲気になりました。
この日の入場者は、重賞(エンプレス杯)があった前日の6395人を上回る7214人。売り上げも10億円を突破。(普通なら8億円程。)
まさに藤田菜七子騎手効果で大盛り上がりな川崎競馬になりました!
デビュー初日である3日は、計6鞍に騎乗しました。
レース結果は?
気になるレース結果は以下の通りになります。
1レース8着。
4レース4着。
5レース2着。
8レース5着。
10レース13着。
最終12レース3着。
という結果に終わりました。
残念ながらデビュー初日に初勝利をあげることはできませんでしたね。
しかしながら6レース中4レースで掲示板確保するというのは悪くない成績だと思います。
2着1回・3着1回と馬券にもしっかり絡んでいますし、その辺は評価されてもいいのではないでしょうか。
いずれにせよこれからが楽しみになるデビュー初日と言えそうですね!
地方競馬の名騎手も太鼓判!
6800勝以上の勝ち星を記録している的場文夫騎手も第5レースで藤田菜七子騎手と叩き合いの末3着に敗れてこのようにコメントしています。
『あの子、うまいよ。俺もあの馬(第5レイアウトで藤田菜七子騎手が騎乗したミスターナインワン)に6回乗ったことがあるけれど、ズブい馬でそれを動かしたんだから。パドックで馬を見た時も、動かせないと思ったのに。あの子は7000勝するよ。』
と最高レベルの賛辞を送っています。
更に、元川崎所属で日本歴代最多の通算7153勝を記録している佐々木竹見さんも藤田菜七子騎手のレースを観戦。次の様にコメントしています。
『最初のレースを見たときに“うまいな”と思ったよ。小回りコースでしっかり乗れているし、スタートもうまい。完璧。たいしたもんだ』
とこちらもかなり高評価されています。
もちろん多少のお世辞は盛り込まれているとは思いますが、ベテランから見ても光るものは持ち合わせているということだと思いますね!
更に競馬ファンからも各掲示板やTwitterで藤田菜七子騎手の騎乗を高評価するコメントが多数挙がっています。
藤田菜七子騎手出演CMも放映決定!
そして早くも藤田菜七子騎手がCMでもデビューすることが決定しました。
大王製紙が藤田菜七子騎手をCM出演に抜擢して、美浦トレセンで撮影された映像を、elisウェブサイトで21日から公開することを発表しました。
しばらくは藤田菜七子騎手のフィーバーは続きそうですね!
JRAデビューは3月5日!
地方競馬で一足先に騎手デビューした藤田菜七子騎手ですが、今度はついにJRAでのデビュー戦になります。
藤田菜七子騎手は5、6日ともに中山競馬で騎乗する予定になっています。
5日(土)は1鞍。中山2R3歳未勝利でネイチャーポイントに騎乗予定。
6日(日)は2鞍。2R3歳未勝利でホシノブーケに騎乗予定。12R4歳上1000万下でスワンボートに騎乗予定。
計3鞍に騎乗予定ですが、いずれもあまり成績が良くない馬なので初勝利は難しそうですが、新人騎手は斤量が優遇されますので、それを活かして大穴を当ててほしいですね!
もし勝てない場合でも人気より着順を上に持ってきて、自分の評価をコツコツ上げるように頑張ってほしいですね!
是非早い初勝利をあげて勝ち星を積み重ねてほしいですね!今日の騎乗の感じでは初勝利もそれほど遠くはなさそうです!
皆さんも藤田菜七子騎手を応援しましょう!
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