韓国で加湿器が原因で死亡者!メーカーや製品はどこ?謝罪会見動画も

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韓国で100人以上死亡の大事件!

 

韓国で加湿器が原因と見られる死亡事故が起きたようです。

死亡者は100人以上になるようです!

 

今日は、韓国で起きた加湿器の死亡事故について色々と調べてみたいと思います。

 

死亡事故の原因は?

問題が明るみに出たのは、今から5年前の2011年のことになります。

 

妊婦4人が原因不明の肺疾患で死亡したことで、韓国国内で大きな話題を集めたようです。

その後の韓国政府による調査で、死亡者が発症した肺疾患と家庭用加湿器の消毒に用いられていた消毒剤との間に『著しい関連性』が確認された様です。

 

つまり死亡事故の原因は、加湿器の消毒に用いる消毒剤ということになりますね!

 

こんな事件が5年も前に、お隣の韓国で起きていたとは驚きですね。

この事件については、僕は全く知りませんでした。

おそらく5年前には東日本大震災があったこともあり、あまり日本では大きく報道されなかったのかもしれませんね。

死者が100人以上の事故というとかなりの大事件ですから尚更ですね。

 

 

死亡事故があった加湿器の消毒剤のメーカーはどこ?

死亡事故の原因は、加湿器の消毒に用いられる消毒剤ということの様ですが、何処のメーカーの何という製品なのか気になりますよね。

 

被害者の大半が、英国に本社を置く多国籍企業レキットベンキーザー(Reckitt Benckiser)の韓国法人、オキシー・レキットベンキーザー(Oxy Reckitt Benckiser)が韓国国内で販売していた液体の加湿器消毒剤『オキシー・サクサク』という製品を使用していた様です。

 

2016年5月現在、この『オキシー・サクサク』が原因とみられる死者は100人を越えていて、大半が女性や子供となっています。

 

メーカーは、イギリスの『レキットベンキーザー』という会社の様ですね。

 

日本ではあまり聞きなれないですが、日本法人の『レキットベンキーザー・ジャパン』という会社があるようです。

『ドクター・ショール』や『薬用せっけんミューズ』や『クレアラシル』といった他社からの買収ブランドを中心に商品を販売しています。

 

『ドクター・ショール』や『薬用せっけんミューズ』や『クレアラシル』はCM等でもお馴染みの商品なので、『レキットベンキーザー』社は日本人にも身近な企業と言えるかもしれませんね。

 

問題の製品は日本で販売されていた?

日本では、加湿器の消毒剤というのはあまり馴染みがない気がしますが、韓国で死者を出した『レキットベンキーザー』の液体の加湿器消毒剤『オキシー・サクサク』という製品は販売されていたのでしょうか?

 

これについては厚生労働省から2011年に以下のような通達が出ていた様です。

 

韓国の加湿器用除菌剤の回収についての情報提供
~平成 23 年度の海外事例から~
韓国保健福祉省は平成23年11月11日に、製品に含まれている殺菌成分が肺損傷を引き起こすとして、加湿器用除菌剤6製品の回収命令を出しました。
日本では回収された製品の流通は確認されておらず、同様の製品による製品
事故は発生していません。しかし、韓国で同製品を使用した後肺疾患で死亡し た事例の症状と動物実験で同じ症状が発生したという発表内容の重要性を鑑み て、消費者および事業者のみなさまに情報提供します。

 

つまり問題の製品は、日本で販売されたり流通されたりはしてないようですね。

これについては、少し安心しました。

 

確かにあまり日本では、加湿器の消毒剤というのは聞かないですよね。

消毒剤が販売されてないというのは、必要性がないということだと思いますので、日本の加湿器は優秀ということになるんでしょうかね?

 

謝罪会見は大荒れ!

5月2日には、『オキシー・レキットベンキーザー』のアタル・サフダール代表はソウル市内のホテルで、今回の死亡事故について謝罪会見を行いました。

 

問題が発覚してから5年も経過していることから、『遅すぎる』『許さない』と怒声を浴びせたり、一部の遺族がアタル・サフダール代表に詰め寄って平手打ち等の暴力行為を行い、現場はかなり混乱した様です。

 

暴力行為は誉められないですが、今回の事故を考えると遺族の気持ちとしては許せない思いが強いと思います。
更に会見でアタル・サフダール代表は、被害者全員に『心から謝罪する』と述べ、数百万ドル規模の補償を行う予定であることを発表しました。

 

 

再発防止に努めてほしいと思います!

今回の事故はあまりにも被害が大き過ぎると思います。

 

こういった製品を販売した『レキットベンキーザー』社にはしっかりとした補償や再発防止に努めてほしいと思います。

 

また日本も対岸の火事と思わず、こういった事故がない様に、もしくは事故が起きた時に速やかに被害を最小限に留められる様な管理体制を整えてほしいと思いました!

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