三菱自動車の燃費不正の損害賠償の補償金が決定! 車種と金額はいくら?

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三菱自動車の燃費不正・偽装問題!

 

三菱自動車が製造・販売する自動車に関しての燃費不正を行なっていた問題での損害賠償金や補償金が発表されました。

 

今日はこの三菱自動車の軽自動車の燃費不正・偽装問題の損害賠償金や補償金について色々書いてみたいと思います。

 

 

三菱自動車の燃費不正問題の損害賠償金額・補償金が決定!

 

三菱自動車が製造・販売している軽自動車4車種(日産自動車から販売されているものも含む)の燃費を偽装していた問題がありましたが、対象となる車を所有する方に支払われる損害賠償金・補償金が発表されました。
対象となる車種は、2013年6月以降に販売した三菱自動車の『eKワゴン』『eKスペース』と、日産自動車にから販売されている『デイズ』『デイズルークス』の4車種となっています。

 

これまでに対象となる車種は、計62万5千台を生産・販売しており、この損害賠償金・補償金だけで金額は計600億円以上になるようですね。

 

またそれ以外にも、同様の燃費偽装が判明した軽自動車以外の普通車5車種に対しても、損害賠償金・補償金として3万円支払うことが発表されました。

対象車種と損害賠償金・補償金はいくら?

 

上でも簡単に触れていますが、下に対象車種と損害賠償金・補償金をまとめてみました。

 

対象となる車種・・・2013年6月以降に販売した三菱自動車の『eKワゴン』『eKスペース』と、日産自動車にから販売されている『デイズ』『デイズルークス』の4車種。

この4車種においては、10万円の損害賠償金・補償金が支払われることになっています。

 

ちなみに、リース・残価設定型クレジットをご利用のお客様は契約年数毎に1万円、過去ご使用いただいていたお客様は使用年数毎に1万円といった様なケースにも対応しているようなので、対象となる方は是非確認して貰いたいと思います。

 

 

さらに、上記の4車種以外にも改ざんが確認された5車種においても、一律で3万円の損害賠償金・補償金が支払われることが発表されています。

心当たりのある方は確認して貰いたいと思います!
・パジェロ (2006年に発売したモデル)
・RVR (2010年に発売したモデル)
・旧型アウトランダー
・ギャランフォルティス / ギャランフォルティス スポーツバック
・コルト / コルトプラス

 

上記の内容で心当たりのある方は、是非三菱自動車に問い合わせてみることをオススメします。

 

損害賠償金や補償金の金額は妥当?

 

今回発表された対象の軽自動車4車種に支払われる損害賠償金・補償金は10万円となっています。

 

この金額が妥当なのか、ちょっと調べてみました。

 

三菱自動車の発表では、この損害賠償金・補償金の10万円は以下の内容を含んでいるとされています。

  • 燃費の偽装で生じたガソリン代の差額。
  • 今後の車検時に発生する税金の増額分。
  • お詫び金。

 

この軽自動車の4車種は、実際よりも5~15%程燃費を上乗せして公表していたとされています。

 

例えばリッター15㎞走る車を100000㎞乗った時、ガソリン代を1リッター120円で計算すると80万かかります。

これに三菱自動車は不正をして10%燃費性能を上乗せして、販売していたとします。

するとリッター16.5㎞で100000㎞乗ったと考えると、約73万程となり7万円のガソリン代に差が出ると考えられます。

 

次の問題となるのが、車検時にかかる税金になります。

仮にECOカー減税のクラスが一つ落ちたとしたとすると、車検時に1300円税金が増えます。

10年間とするとその間に車検は4回。(新車は3年。その後2年ごとに3回で9年。)と考えると5200円差が生まれると考えられそうですね。

 

そして残った25000円程がお詫びのお金という感じになりそうですね。

 

残る普通車5車種においても、燃費の値が偽装されたとまでは言えないが、不正はあったということでお詫びのお金として3万円が支払われるということになりそうです。

 

この様に考えると今回の損害賠償金・補償金は、十分に不正によるユーザーの今までの損失を補填できるものだと思われますね。

 

 

これからの三菱自動車に注目!

 

三菱自動車から発表された損害賠償金・補償金によって、今回の燃費不正問題の最低限の対応はされたような気がしますね。

 

しかしながら、燃費を意図的に偽装したということはかなり悪質な行為だと思います。

実際に燃費を重視して、車を購入するユーザーは少なくないと思います。

 

そんなユーザーを裏切ったというのは、相当信用を失うということになると思います。

信用を取り戻すには、それ相応の対応と時間が必要になってきそうですね。

 

今回の三菱自動車燃費不正問題の関連記事はこちら!

三菱自動車が日産の傘下に!合併や提携でのメリットとデメリットは?

三菱自動車燃費不正問題で倒産や買収の可能性?リストラも?浦和レッズまで

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    • 壇善博
    • 2016年 9月14日

    今回より前は、何もなかったのかな、おかしいでしょ

    • 財閥系の闇
    • 2017年 8月15日

    各界の及ぶ力は我々の想像を超えています

    実際、こんなに大きな事件なのにテレビ報道がほとんどなくコマーシャル料の影響がないNHK
    くらいでしたから。
    10万円の補償なんて勝手に決めて、通常であればニュース番組で根拠は!なんて話になるのに
    僕自身被害者なのでテレビを気にしていたのですが、皆無でしたから・・・

    テレビ局のWEBに押されコマーシャル代が死活問題なのでしょう・・恐ろしい国です。
    韓国で財閥がたたかれていますが、日本も「三菱」の力は裏から表まで及んでいるのでしょうね。

    報道・マスコミに志のあるやつはいないのか?
    あ~いやだいやだ

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